渓山窯

KEIZANGAMA ARITA,SAGA

KEIZANGAMA ARITA,SAGA

日本磁器が産声をあげた有田町。

さかのぼること400年ほどまえ、山々に囲まれたこの町で、 李参平率いる陶工集団が磁器の原料となる 陶石を発見したことからその歴史は始まりました。
透きとおるように白い磁肌、呉須で描いた染付、 上絵の具による華やかな赤絵が有田焼の特徴です。

昭和32年に開窯した渓山窯は名前のとおり猿川とよばれる清流が美しい渓谷のそばにあります。
400年続く伝統産業の地でろくろ職人の祖父・龍一によって創業され、 その時代に必要とされる器づくりに励んできました。

自分たちの温度や想いを宿し、心を託しながら、 この有田で焼きものの灯をつないでいます。
渓山窯の器があることで、日々の暮らしが 心地よいものになることを願いながら。

窯から出された焼きものには
まだほんのりと熱がのこり、
耳を澄ませば静かな呼吸が聞こえる。

人の手から生まれたものには、
その人そのものが宿る。

渓山窯のあゆみ 会社概要

有田焼が
できるまで

生地の成形・削り

現在、渓山窯の陶石は
熊本県の天草陶石を使用しています。
器の形の特徴にあわせて成形し、
時間をかけて乾燥させた生地は
道具を使って削り、さらに形を整えていきます。

素焼き

乾燥した生地を、約900度で焼成します。
素焼き後の素地は強度が増して、
吸水性があるため下絵付や施釉が
しやすくなります。

仲立ち

“仲立ち紙”と呼ばれる薄い和紙
(和紙に墨で文様を描いたもの)を使い、
これを素地の表面にこすって写します。
墨は焼成時に燃えるため、残りません。

下絵付 線描き

呉須を含んだ細い筆1本で、
線描きと絵の輪郭を描き出す作業はまさに職人技。
代表的な絵具・呉須(ごす)は
焼成すると藍色に変化します。

下絵付濃 だみ

線描きのあとは、専用の太い濃み筆に
たっぷり呉須を含ませ、模様の濃淡を出します。
とりわけ根気と技術を要する作業ですが、
この工程がのちに美しい“趣”へ変わります。

施釉

器の色・風合いを左右するものであり、
その美しさが窯元の魅力へつながる釉薬。
焼きあがった釉薬は多彩な表情を見せ、
器好きを大いに楽しませてくれます。

窯詰め・本焼成・窯出し

線描きのあとは、専用の太い濃み筆に
たっぷり呉須を含ませ、模様の濃淡を出します。
とりわけ根気と技術を要する作業ですが、
この工程がのちに美しい“趣”へ変わります。

上絵付

本焼きを終え命を吹き込まれた焼きものに、
赤、緑、黄色などの鮮やかな色をつけていきます。
いわば、最後のお化粧部分。
伝統技術を生かした絢爛な色使いに
ぜひご注目ください。

商品について

空気の色や風のにおいなど有田の歴史や風土をうつした器。
創業当初は料亭や宮内省に納める器をつくっていましたが、
時代のニーズに合わせ、父・康年のときから
ふだん使いの器をつくり始めるようになりました。

手にとると体のなかにじわりと
あたたかなものが
湧き出てくるのを感じる。

使うたびに試み、味わい、
楽しむことのできる器。

渓山窯の器は、料理を盛って完成する器です。
白磁を悠々と泳ぐくじら、愛らしい夫婦海老、縁起のよい鯛…
上質な素地をキャンバスにやわらかな呉須で 絵付けした図柄や文様は、古きよき有田焼の柄に、 職人のセンスと現代のエッセンスを採りいれたもの。
同じ図柄を描いたものでもひとつひとつ表情が違い、 何とも味わい深いのです。

愛らしさや品のよさを感じるディテールと抜群の実用性、 手しごとのよさを伝える美しい染付の器は ふだんの食事の質をぐっと高めます。

そば猪口

「渓山窯といえばそば猪口」。そう称されるほど有名になったきっかけは、昭和59年に父・康年が商品開発を手がけた「そば猪口100選」の成功から。いまも常時100種類を超えるそば猪口があり、そのバリエーションの多さや使い勝手のよさから、老若男女のお客さまに愛されています。
そばつゆ用としてはもちろん、お酒や緑茶などの飲みものの器として使ったり、小鉢の代わりにしたり。ヨーグルトやアイスクリームなどのデザートカップとしても。

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椀と丼

私たちは「暮らしのなかにある定番であること」を目指し、細部まで美しい日常の器をつくることにこだわります。たとえば、日本の食文化と関係の深い飯碗や丼。手にもつと感じるふくよかな丸み、ひと事では言い表せない色彩感覚と繊細な絵付。日本人ならではの美を感じられるはずです。
大きいものは麺類に、中くらいのものは丼ものや、こんな鮮やかな色あいのアジアごはんともよく合う。飯碗は味噌汁碗や吸いもの碗、サラダボールにも変身します。

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「料理が主役のものづくり」という考えから、器は使ってこそ、その真価を発揮するものだと考えています。長角皿、角皿、4寸・5寸皿に6寸平皿、小判中皿…食卓で最も重宝するのがこのシリーズ。有田焼の伝統を継承しつつ、繊細でモダンな佇まいが日常にすっと馴染みます。大皿は多用な盛り皿。中皿、小皿は取り皿として。
たとえばこんなおもてなしや自分のためにつくる休日のブランチの時に。日々の食事に気兼ねなく使われることが一番です。

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小ぶりなものでも存在感が際立つ鉢は、煮ものやサラダ、ちょっとしたおつまみなど、和・洋・中のあらゆる料理を引き立てます。こんな風に料理をたっぷり盛っても端正な模様が顔をのぞかせるので、ふだんの食卓が一段と華やかに。アイデア次第で、どんな料理を盛ろうかとイメージするのも楽しいものです。
職人により1枚1枚描かれる染付の器は、ひとつとして同じものはありません。緻密に描かれた筆致と手描きの息遣いこそが、料理好きの心をつかみます。

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酒器

1日の終わりにほっとひと息つける晩酌の時間。季節に合わせて自分の感性でセレクトした美しい酒器とのひと時は、明日の活力となってくれます。
できるだけお酒の種類やおつまみに応じていろいろな器を使うようにして、気分が上がる使い方を楽しんでほしい。繊細なラインが引き立つ渓山窯の酒器は、口にふれた時のなめらかで優しい感覚も大事にしています。こちらは、双海老が描かれた片口と酒盃を、コレクション魂をくすぐる小皿や豆珍味とともに。

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ギフトについて

引出物や結婚祝い、普段お世話になっている方へのお礼や
日々の暮らしのちょっとしたときのギフトまで。

渓山窯では、お客様の大切な贈り物を化粧箱にお入れし、
オリジナルの渓山模様の包装紙で
ひとつひとつ丁寧にお包みいたします。

慶事や弔事などにご利用の際は、熨斗紙をお付けいたします。
御熨斗の種類、「内熨斗」「外熨斗」などのご希望はご注文時にご指定ください。
また化粧箱は通常グレーとなりますが、箱の色を指定したり、箔押しをしたりと、ご希望に応じてご用意させていただくことも可能です。
数量により、金額や納期が変動いたしますので予めご了承ください。

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